“ストーブ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
暖炉50.0%
煖炉26.7%
煖爐16.7%
暖爐6.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
主筆は例の如く少し曲つた広い背を此方こつちに向けて、暖炉ストーブわきの窓際で新着の雑誌らしいものを読んで居る。
病院の窓 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
渋谷しぶやの美術村は、昼は空虚からっぽだが、夜になるとこうやってみんな暖炉ストーブ物語を始めているようなわけだ。
不吉の音と学士会院の鐘 (新字新仮名) / 岩村透(著)
何よりうれしいのは断えず煖炉ストーブに火をいて、惜気おしげもなく光った石炭をくずしている事である。
永日小品 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
「愉快々々、談愈々いよいよ佳境にって来たぞ、それからッ?」と若い松木は椅子を煖炉ストーブの方へ引寄た。
牛肉と馬鈴薯 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
ト、八戸君も小松君も、卓子テーブルから離れて各々めい/\自分の椅子を引ずつて煖爐ストーブ周邊あたりに集る。
菊池君 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
竹山は先づ腰を下した。渠は卓子テーブルに左の手をかけて、立つた儘霎時しばらく火の無い煖爐ストーブを見て居たが、
病院の窓 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
暖爐ストーブころならば、其の熱で嚇々くわつ/\とする、春になれば春の暖氣だんきすやうにむつとする。
平民の娘 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
と云つて、主筆は椅子を暖爐ストーブに向ける。
菊池君 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)