暖爐ストーブ)” の例文
新字:暖炉
何しろ畫室は、約束やくそく通りに出來てあるから、四はう密閉みつぺいしたやうになつてゐる。暖爐ストーブころならば、其の熱で嚇々くわつ/\とする、春になれば春の暖氣だんきすやうにむつとする。
平民の娘 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
と云つて、主筆は椅子を暖爐ストーブに向ける。
菊池君 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)