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嚇々
ふりがな文庫
“嚇々”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かくかく
60.0%
かっかく
20.0%
くわつ/\
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かくかく
(逆引き)
たとえ、その光には、
嚇々
(
かくかく
)
とした夏があり、楽しみの多き、また働き甲斐の多き、雄壮な人生が控えていたとはいえ。
机前に空しく過ぐ
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
嚇々(かくかく)の例文をもっと
(3作品)
見る
かっかく
(逆引き)
またある板がこいの中を
覗
(
のぞ
)
くと、そこは地獄のように炎が
嚇々
(
かっかく
)
と燃ていて、裸の小僧さんが棒のさきへ何かつけて吹くと、
洋燈
(
ランプ
)
のホヤになるので息をのんで覗いていた。
旧聞日本橋:12 チンコッきり
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
嚇々(かっかく)の例文をもっと
(1作品)
見る
くわつ/\
(逆引き)
何しろ畫室は、
約束
(
やくそく
)
通りに出來てあるから、四
方
(
はう
)
密閉
(
みつぺい
)
したやうになつてゐる。
暖爐
(
ストーブ
)
を
焚
(
た
)
く
頃
(
ころ
)
ならば、其の熱で
嚇々
(
くわつ/\
)
とする、春になれば春の
暖氣
(
だんき
)
で
蒸
(
む
)
すやうにむつとする。
平民の娘
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
嚇々(くわつ/\)の例文をもっと
(1作品)
見る
嚇
常用漢字
中学
部首:⼝
17画
々
3画
“嚇”で始まる語句
嚇
嚇怒
嚇然
嚇迫
“嚇々”のふりがなが多い著者
三島霜川
長谷川時雨
夏目漱石
国枝史郎
小川未明