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嚇々
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かくかく
ふりがな文庫
“
嚇々
(
かくかく
)” の例文
たとえ、その光には、
嚇々
(
かくかく
)
とした夏があり、楽しみの多き、また働き甲斐の多き、雄壮な人生が控えていたとはいえ。
机前に空しく過ぐ
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
ロメオくらいなところでは
未
(
ま
)
だ滑稽を脱せぬと云うなら余はなお一歩を進める。この
凱旋
(
がいせん
)
の将軍、英名
嚇々
(
かくかく
)
たる偉人を拝見するために飛び上がるのは滑稽ではあるまい。
趣味の遺伝
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
そういう素晴らしい大大名の、威権
嚇々
(
かくかく
)
たる重臣方なのであったが、ところがそういう重臣方が、さもつつましく膝を揃えて眼の前に端坐しているのであった。紋也が
呻
(
うめ
)
いたのは当然といえよう。
娘煙術師
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
嚇
常用漢字
中学
部首:⼝
17画
々
3画
“嚇”で始まる語句
嚇
嚇怒
嚇然
嚇迫