“シルクハツト”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:しるくはつと
語句割合
絹帽80.0%
帽子10.0%
禮帽10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「日本の政治家たちのうちに、袴をはいて絹帽シルクハツトをかぶり、そして人力車に乗つてゐるのがあつた。あれは、あんまりひどい。見てゐて吹き出したくなつた」
大正風俗考 (新字旧仮名) / 岸田国士(著)
外套室クロークルームに外套と帽子シルクハツトを預けて番号札を受取り、右折すれば電灯の光まばゆ大玄関おほげんくわんなり。
燕尾服着初めの記 (新字旧仮名) / 徳冨蘆花(著)
蝙蝠傘屋かうもりがさやまへにも一寸ちよつとまつた。西洋せいやう小間物こまもの店先みせさきでは、禮帽シルクハツトわきけてあつた襟飾えりかざりにいた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)