“イリユウジヨン”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
幻影50.0%
幻想25.0%
幻覚25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その深い幾条いくすぢかの泥濘の轍の中にも、かれはその美しい幻影イリユウジヨンぜることが出来た。
赤い鳥居 (新字旧仮名) / 田山花袋田山録弥(著)
山門さんもん仁王にわうあか幻想イリユウジヨン……
邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
四方の書割かきはりには富士山や日本の田舎ゐなかを現し、松や桜の間に大仏やおやしろなども出来て居る。白昼に観ては殺風景だがよるあかりで観る景色は一寸ちよつと日本らしい幻覚イリユウジヨンおこさせる。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)