“をんじゆん”の漢字の書き方と例文
語句割合
温順100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ためし見るに應答うけこたへの言葉遣ひ温順をんじゆんにて自然其中に勇氣をふくみ又父兄を大切になす孝悌かうていそなはり殊に力量早業は目前に見し事ゆゑ心の中に思ふやうすべ藝道げいだうを習ひておぼゆるを人と云習はずして其業に妙を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
たゝ兎角とかく利口りこう發明はつめいの樣に思はるゝなり則ち義經卿近くは眞田幸村さなだゆきむら又平家にても知盛卿など皆其類にして漢の高祖の所謂いはゆる獵師れふし獵犬れふけんの功に違ひ有が如し然りと雖も百姓半左衞門のせがれ半作より弟半四郎の方は生れつきはたらきもあり又大力無双なれども温順をんじゆんにして兄弟共至つて親に孝行を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)