“わざは”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
70.0%
30.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わざはひの神といふ者もしあらば、まさしく我身さそはれしなり、此時の心何を思ひけん、よしとも知らずしとも知らず、唯懐かしの念に迫まられて身は前後無差別に、がれいでしなり薄井の家を。
雪の日 (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)
「綺麗な人でしたが、それがわざはひのもとで飛んだことをしてしまひました」
扨も赤川藤井の兩人は寶澤の吉兵衞に一味なしけるが此時このとき大膳だいぜんは兩人に向ひて我手下は今三十一人あれども下郎は口の善惡さがなき者なり萬一此一大事の手下の口よりもれんも計り難し我に一の謀計ぼうけいこそあれのちわざはひを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)