“わけあひ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
譯合50.0%
訳合50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
流し只今伯父をぢ六右衞門申上たる通り二十箇年以前五兵衞方へ奉公住仕つり居り候處よんどころなき譯合わけあひにて私し五十兩のつかひ込に相成終にながいとまを受候儀に御座候又千太郎儀を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
報じ度は思へども流石さすが打明うちあけて主人にも言難いひがた譯合わけあひなれば一人心をくるしめ居たりしが馬鹿ばかほどこはきものはなしとのことわざの通り宅兵衞は思ひつめてや或時主人にも告ずして大岡越前守殿の役宅やくたくへ右の仔細しさい
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
何も格別が上手でなくともいい、発行人に幾らか出版費の足し前を出すとか、それとも絵の二三ぷくも寄附すればいいので、さうした訳合わけあひでかなりの地位にわつてゐるひよ画家も少くはない。