“わけあい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
訳合83.3%
了解8.3%
仔細8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もとより往来しげ表通おもてどおりの事わけても雨もよひの折からとて唯両三日中には鑑札がさがりませうからとのみ如何いかなる訳合わけあいにや一向いっこう合点がてんが行き申さず。
雨瀟瀟 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
じっさい着々活躍しつつあるとは、たとえ弥生の伊織と五人組とのあいだに、どんな了解わけあいがついているにせよ、それは、老翁はじめ五人組の正体同様
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
斬りつ斬られつすべき仔細わけあいは、すこしもないのだ。ただ、剣を執る身の、やむにやまれぬ興味だけで、左膳と源三郎、ここに初めて真剣の手合せ——まるで初対面の挨拶のように。
丹下左膳:02 こけ猿の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)