“ろしゅく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
魯粛71.4%
露宿28.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
黄蓋と共に、魯粛ろしゅくも案内に立ち、粛々しゅくしゅく、中門まで通ってくると、開かれたる燦碧金襴さんぺききんらんの門扉のかたわらに、黙然、出迎えている一名の重臣があった。
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「呉主孫権の名代として、劉表りゅうひょうとむらうと称し、重臣魯粛ろしゅくと申される方の船が、いま江頭に着きました」
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
このごろは、よるになるとしもがおります。そして、ほしかげは、魔物まもののようにすごくひかります。どんな人間にんげんでも、露宿ろしゅくすることはできますまい。
しんぱくの話 (新字新仮名) / 小川未明(著)
露宿ろしゅくの危険 さて自分が集め得られただけのヤクの糞および野馬の糞を、一旦湯を沸して真赤な火になって居る上へ一面にしてそうしてその上へ砂を打掛ぶっかけて埋め火にしてしまうです。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)