“れきれき”の漢字の書き方と例文
カタカナ:レキレキ
語句割合
歴々100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ういへば沢山たんと古い昔ではない、此の国の歴々れきれきが、此処ここ鷹狩たかがりをして帰りがけ、秋草あきぐさの中に立つて居たなまめかしい婦人おんなの、あまりの美しさに、かねての色好いろごの
二世の契 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
これは決して想像ではない。歴々れきれきとして指摘し得る明白な事実である。しかしてこれがすべての選挙の基礎となり、この運動に依って選挙の勝敗がわかれるのである。
選挙人に与う (新字新仮名) / 大隈重信(著)
みんな歴々れきれきの令嬢を拝領しているから、会社では大威張りです。俸給も早くあがります。我儘が利く次第わけですけれど、家へ帰ると、頭が上りません。雪子さん雪子さんです」
秀才養子鑑 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)