“らき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
羅綺80.0%
羅希20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
羅綺(らき)の重衣(ちょうい)たる情(なさけ)なきを機婦(きふ)に妬(ねた)む
女ちと打笑うて、嬉(うれ)しや候。さらば御桟敷(おんさじき)へ参り候(そうら)わんと云いて、跡(あと)に付きてぞ歩みける。羅綺(らき)にだも不勝姿(たえざるすがた)、誠(まこと)に物痛(ものいたわ)しく、まだ一足も土をば不蹈人(ふまざるひと)よと覚えて、南無妙。
縁結び (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
羅希(らき)に出(いで)た有名の学士とは、希臘(ギリシヤ)や羅馬(ロオマ)の劇詩人だと思ふと、それだけでも微笑を禁じ得ない。
本の事 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
而(しかう)してその隆盛(りうせい)に至りし所以(ゆゑん)のものは、有名の学士羅希(らき)に出(いで)て、之れが改良を謀(はか)るに由(よ)る。然るに吾邦(わがくに)の学者は夙(つと)に李園(りゑん)(原)を鄙(いやし)み、措(おい)て顧(かへり)みざるを以て、之を記するの書、未嘗(いまだかつて)多しとせず。
本の事 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)