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よなかごろ
ふりがな文庫
“よなかごろ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
夜半比
83.3%
夜中頃
16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
夜半比
(逆引き)
新一はその晩もついすると怪しいものが来るかも判らないと思って、夜着の下に短刀を隠しながら一方母親の容子に注意していたが、
夜半比
(
よなかごろ
)
になるとつい睡ってしまった。
狐の手帳
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
こうして数日すぎたところで、
夜半比
(
よなかごろ
)
になって玉音が急に苦しみはじめた。
一所
(
いっしょ
)
に寝ていた名音は驚いて
躍
(
と
)
び起きた。玉音は両手で
虚空
(
こくう
)
を
掴
(
つか
)
み歯を喰いしばって全身を
痙攣
(
けいれん
)
させた。
法華僧の怪異
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
よなかごろ(夜半比)の例文をもっと
(5作品)
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夜中頃
(逆引き)
夜中頃
(
よなかごろ
)
には
武生
(
たけふ
)
の
町
(
まち
)
を
笠
(
かさ
)
のやうに
押被
(
おつかぶ
)
せた、
御嶽
(
おんたけ
)
といふ
一座
(
いちざ
)
の
峰
(
みね
)
、
根
(
ね
)
こそぎ
一搖
(
ひとゆ
)
れ、
搖
(
ゆ
)
れたかと
思
(
おも
)
ふ
氣勢
(
けはひ
)
がして、
風
(
かぜ
)
さへ
颯
(
さつ
)
と
吹
(
ふ
)
き
添
(
そ
)
つた。
雪の翼
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
よなかごろ(夜中頃)の例文をもっと
(1作品)
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