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ゆきみどうろう
ふりがな文庫
“ゆきみどうろう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
雪見燈籠
60.0%
雪見灯籠
40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
雪見燈籠
(逆引き)
「その
雪見燈籠
(
ゆきみどうろう
)
の笠を見てくれ」
銭形平次捕物控:252 敵持ち
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
金色夜叉
(
こんじきやしや
)
中編
(
ちうへん
)
のお
宮
(
みや
)
は、この
姿
(
すがた
)
で、
雪見燈籠
(
ゆきみどうろう
)
を
小楯
(
こだて
)
に、
寒
(
かん
)
ざきつゝじの
茂
(
しげ
)
みに
裾
(
すそ
)
を
隱
(
かく
)
して
立
(
た
)
つのだから——
庭
(
には
)
に、
築山
(
つきやま
)
がかりの
景色
(
けしき
)
はあるが、
燈籠
(
とうろう
)
がないからと、
故
(
ことさ
)
らに
据
(
す
)
ゑさせて
火の用心の事
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
ゆきみどうろう(雪見燈籠)の例文をもっと
(3作品)
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雪見灯籠
(逆引き)
庭の正面に大きな笠松の枝が低く
垂下
(
たれさが
)
って、
添杭
(
そえぐい
)
がしてあって、下の
雪見灯籠
(
ゆきみどうろう
)
に被っています。松の根元には美しい
篠
(
ささ
)
が一面に
生
(
お
)
い茂っていました。
鴎外の思い出
(新字新仮名)
/
小金井喜美子
(著)
その形は
雪見灯籠
(
ゆきみどうろう
)
のごとくにして、その火袋に直径六寸余の円き穴がある。人、もしその穴に耳をつけて聞けば、たちまち
蝉
(
せみ
)
の声のごとく、松風の音に似たる響きがする。
迷信と宗教
(新字新仮名)
/
井上円了
(著)
その家は五間ぐらいでしたが、庭が広くて正面に松の大木があり、
枝垂
(
しだ
)
れた下に
雪見灯籠
(
ゆきみどうろう
)
がありました。左と右とにも松があって、それぞれ形の違った石灯籠が置いてありました。
鴎外の思い出
(新字新仮名)
/
小金井喜美子
(著)
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