“ゆきが”の漢字の書き方と例文
語句割合
行掛100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
行掛ゆきがけの駄賃にしたのだか初対面の手土産てみやげにしたのだか、常陸の行方なめかた河内かはち郡の両郡の不動倉のほしひなどといふ平常は官でも手をつけてはならぬ筈のものを掻浚かつさらつて
平将門 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
カン/\とかねたゝきながら、提灯ちやうちんふくみましたやうに、ねずみ腰衣こしごろもをふは/\と薄明うすあかるくふくらまして、行掛ゆきがけに、はなしたばして、あし爪立つまだつて、伸上のびあがつて、見返みかへつて
浅茅生 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)