“やすん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
82.6%
8.7%
欠勤4.3%
4.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
怡然たいぜんとして心にやすんじ宇宙に存在する霊気をして我の身体を平常体に復さしむるにあり、これ迷信にあらずして学術的の真理なり
基督信徒のなぐさめ (新字新仮名) / 内村鑑三(著)
私一人本が嫌いと云うこともなかろう、天下の小供みな嫌いだろう。私ははなはだ嫌いであったからやすんでばかり居て何もしない。手習てならいもしなければ本も読まない。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
しかしお秀が局を欠勤やすんでから後も二三度会って多少事情わけを知って居る故、かの怪しい噂は信じなかったが、此頃になって、もしやという疑が起らなくもなかった。
二少女 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
頭書に『輟耕録てっこうろく』二十九にもづとあるから取り出し読むと、果して至正十一年、執政脱々が工部尚書賈魯かろを遣わし、民夫十五万と軍二万を役して黄河を決せしめ、道民生をやすんぜず