“もくげき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
目撃93.3%
黙劇6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかしこの噴火ふんかいてもつと權威けんいある調査ちようさげたラクロア教授きようじゆは、同年どうねん十二月十六日以來じゆうにがつじゆうろくにちいらい數回すうかいわた同現象どうげんしよう目撃もくげきした。
火山の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
が、その裡のホンの少数のみが、引揚作業を、目撃もくげきし得る位置にあったが、その人達は、自分のている事を、後方へ報告する義務をおこたりはしない。
死者を嗤う (新字新仮名) / 菊池寛(著)
巧妙こうめうなハムレツトの一ふし黙劇もくげきがはじまつた。それは素人しろうととはおもはれないしつかりしたかたにはまつたものらしかつた。多分たぶん英国えいこくあたりのハムレツト役者やくしやのそれをつたものだらうとわたし想像そうぞうした。
微笑の渦 (新字旧仮名) / 徳田秋声(著)