“英国”のいろいろな読み方と例文
旧字:英國
読み方割合
えいこく77.8%
いぎりす22.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おれは、飛行機を操縦してドーヴァを越えて、この英国えいこくに飛んだのだ。そのとき、すでに負傷していた。
英本土上陸戦の前夜 (新字新仮名) / 海野十三(著)
ところ英国えいこくる海岸に、一軒の立派な家がある、れは老貴族松浪まつなみ伯爵の別荘で、伯爵はく愉快な人物、それに三人の娘があって、いずれも絶世の美人と評判が高い。
黄金の腕環:流星奇談 (新字新仮名) / 押川春浪(著)
英国いぎりす竜動ろんどんより三時間で往復の出来る処、日本にっぽんで云えば横浜のような繁昌はんじょうな港で、東京とうけいで申せば霊岸島れいがんじま鉄砲洲てっぽうずなどの模様だと申すことで、その世界に致してお話をします。
所持して居る者に目を附けるとア云う様な具合で其目の附所つけどころは当人の才不才と云う者君は日頃から仏国ふらんすの探偵が何うだの英国いぎりすの理学はこうだのと洋書を独りで読んだ様な理屈を
無惨 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)