“附所”の読み方と例文
読み方割合
つけどころ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
所持して居る者に目を附けるとア云う様な具合で其目の附所つけどころは当人の才不才と云う者君は日頃から仏国ふらんすの探偵が何うだの英国いぎりすの理学はこうだのと洋書を独りで読んだ様な理屈を
無惨 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)
君の目の附所つけどころは実に違うナル程僕も髪の毛を一本握ッて居るのをば見たけれど夫が証拠になろうとは思わず、実に後悔だ君より先へ取ておけば好ったのに(谷)ナアニ君などが取たって仕方が無いワネ
無惨 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)