“みぞかわ”の漢字の書き方と例文
語句割合
溝川100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
右近衛府(うこんえふ)の溝川(みぞかわ)のあたりにうずめるということに代えて、西の渡殿(わたどの)の下から流れて出る園の川の汀(みぎわ)にうずめてあったのを、惟光(これみつ)宰相の子の兵衛尉(ひょうえのじょう)が掘って持って来たのである。
源氏物語:32 梅が枝 (新字新仮名) / 紫式部(著)
菜(な)の花畠(はなばたけ)、麦(むぎ)の畠、そらまめの花、田境(たざかい)の榛(はん)の木を籠(こ)める遠霞(とおがすみ)、村の児(こ)の小鮒(こぶな)を逐廻(おいまわ)している溝川(みぞかわ)、竹籬(たけがき)、薮椿(やぶつばき)の落ちはららいでいる、小禽(ことり)のちらつく、何ということも無い田舎路ではあるが
野道 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
譬(たと)えば砲兵工廠(ほうへいこうしょう)の煉瓦塀(れんがべい)にその片側を限られた小石川の富坂(とみざか)をばもう降尽(おりつく)そうという左側に一筋の溝川(みぞかわ)がある。その流れに沿うて蒟蒻閻魔(こんにゃくえんま)の方へと曲って行く横町なぞ即(すなわち)その一例である。