“ほてう”の漢字の書き方と例文
語句割合
歩調100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「やあ昨夜さくやは。いま御歸おかへりですか」と氣輕きがるこゑけられたので、宗助そうすけ愛想あいそなくとほぎるわけにもかなくなつて、一寸ちよつと歩調ほてうゆるめながら、帽子ばうしつた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
彼女は、輕やかな歩調ほてうで、小路をこちらへ歩いて來た。
征服のみちにその歩調ほてうますます勇ましく
牧羊神 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)