“べんてん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
弁天66.7%
辨天22.2%
辧天11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
最前、ここをだしてくれなければ、火をつけるぞとあくたれをいていた、その弁天べんてんさまのほうへ、声をしぼって救いをよんだ。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
江の島の辨天べんてん樣へお詣りに行つたとき、願をかけたんだ相で、今ではその願が叶つたから、丁度一年目の巳の日の今日、私の代りに願ほどきに行つてくれと、斯う申しますし
今年ことしまたもやまけけにならば、れだとおも横町よこてう長吉ちようきちだぞと平常つねちからだてはからいばりとけなされて、辧天べんてんぼりにみづおよぎのをりくみひとおほかるまじ、ちからはゞはうがつよけれど
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)