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ふぎもの
ふりがな文庫
“ふぎもの”の漢字の書き方と例文
語句
割合
不義者
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
不義者
(逆引き)
「何が可愛い、そんなに可愛けりゃ、くれてやるから伴れて往け。きさまのような
不義者
(
ふぎもの
)
は、
一刻
(
いっとき
)
もおくことはできん、さっさと出て往ってくれ」
南北の東海道四谷怪談
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
思
(
おも
)
へば
私
(
わたし
)
は
惡黨
(
あくたう
)
人
(
ひと
)
でなし、いたづら
者
(
もの
)
の
不義者
(
ふぎもの
)
の、まあ
何
(
なん
)
といふ
心得違
(
こゝろえちが
)
ひ、と
辻
(
つじ
)
に
立
(
た
)
つて
歩
(
あゆ
)
みも
得
(
え
)
やらず、
横町
(
よこちやう
)
の
角
(
かど
)
二
(
ふた
)
つ
曲
(
まが
)
りて
今
(
いま
)
は
我家
(
わがや
)
の
軒
(
のき
)
は
見
(
み
)
えぬを、
振
(
ふり
)
かへりては
熱
(
あつ
)
き
涙
(
なみだ
)
のはら/\とこぼれぬ。
うらむらさき
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
ふぎもの(不義者)の例文をもっと
(2作品)
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