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びろう
ふりがな文庫
“びろう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
尾籠
88.9%
卑陋
4.8%
尾篭
1.6%
尾陋
1.6%
檳榔
1.6%
鄙陋
1.6%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
尾籠
(逆引き)
尾籠
(
びろう
)
な話で恐縮だが、人間が例の最も小さな部屋——豊臣秀吉でもあの部屋だけはそう大きくは拡げなかったということだ——で
勉強記
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
びろう(尾籠)の例文をもっと
(50作品+)
見る
卑陋
(逆引き)
朝寝が好きで、髪を直すに時間を惜しまず、男を相手に
卑陋
(
びろう
)
な冗談をいって夜ふかしをするのが好きであるが、その割には
世帯持
(
しょたいもち
)
がよく、借金のいい訳がなかなか
巧
(
うま
)
い。
妾宅
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
びろう(卑陋)の例文をもっと
(3作品)
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尾篭
(逆引き)
「朝が早いから自然夜も早くなる。それに
尾篭
(
びろう
)
な話だが、小便に起きるからね。初老になると無暗に小便が出る」
親鳥子鳥
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
びろう(尾篭)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
尾陋
(逆引き)
すると妓夫ではなくて此の家の亭主が側へ来て、文明な露国ではとても聞かれぬ
尾陋
(
びろう
)
千万な事を野蛮な日本人だから平気で
陳
(
の
)
べて遊興を勧める。
露都雑記
(新字旧仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
びろう(尾陋)の例文をもっと
(1作品)
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檳榔
(逆引き)
その島の高いところには
土当帰
(
うどのき
)
、
赤鉄
(
あかてつ
)
、タコの木という種類の巨木が亭々と聳え、谷間には木性羊歯、ヘゴが繁りあい、海岸には椰子、
檳榔
(
びろう
)
などの長木が、扇のように緑の葉をひろげている。
ボニン島物語
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
びろう(檳榔)の例文をもっと
(1作品)
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鄙陋
(逆引き)
其処
(
そこ
)
じゃア御挨拶が出来ぬ故
何卒
(
どうぞ
)
此方
(
こっち
)
へ這入って下さい、此の通り今稽古を仕舞って一杯初めた処で、甚だ
鄙陋
(
びろう
)
な
体裁
(
ていさい
)
で
居
(
お
)
るが、どうぞ無礼の処はお許し下すって、これへお這入り下さい
業平文治漂流奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
びろう(鄙陋)の例文をもっと
(1作品)
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