“びみょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
微妙48.4%
美妙45.2%
微尠3.2%
美猫3.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
アナトール・フランスは、また、世界で屈指(くっし)の名文家(めいぶんか)です。文章は平明(へいめい)で微妙(びみょう)で調子(ちょうし)が整(ととの)っていて、その上自然な重々しさをもっています。
母の話 (新字新仮名) / アナトール・フランス(著)
美妙(びみょう)の音楽の音が響いて来て、初めは何でも遠くの方に聞こえたと思うと漸々(だんだん)近(ち)かく、しまいには何でも池の中から湧き出て来るように思われた。
稚子ヶ淵 (新字新仮名) / 小川未明(著)
この方法こそ五濁(じょく)の悪世において、その場で成仏解脱(げだつ)を遂げ得るところの甚深(じんしん)微尠(びみょう)の方法であると教えたのであります。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
こんな、しつこい、毒悪な、ねちねちした、執念深(しゅうねんぶか)い奴は大嫌だ。たとい天下の美猫(びみょう)といえどもご免蒙る。いわんや松脂(まつやに)においてをやだ。
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)