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ひようなう
ふりがな文庫
“ひようなう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
氷嚢
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
氷嚢
(逆引き)
彼の使つた
氷嚢
(
ひようなう
)
はカラ/\になつて壁にかゝつてゐる。窓際の小机の上には、
数疋
(
すうひき
)
の金魚がガラスの
鉢
(
はち
)
にしな/\泳いでゐる。
哀しき父
(新字旧仮名)
/
葛西善蔵
(著)
氷嚢
(
ひようなう
)
や、
注射
(
ちうしや
)
より、たゞ
髮
(
かみ
)
の
冷
(
つめた
)
いのが、きつけに
成
(
な
)
つて、
幾度
(
いくたび
)
も、
甦
(
よみがへ
)
り、
甦
(
よみがへ
)
り、
甦
(
よみがへ
)
る
度
(
たび
)
に、
矢張
(
やはり
)
同
(
おな
)
じ
所
(
ところ
)
に、ちやんと
膝
(
ひざ
)
に
手
(
て
)
を
組
(
く
)
んで
見
(
み
)
て
居
(
ゐ
)
ます。
浅茅生
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
彼は母と友人に送られて、頭に
氷嚢
(
ひようなう
)
をつけて入場したのであつたが、第一の課目を終へて出て来たときには、顔は
真蒼
(
まつさを
)
になつてゐた。そして近所の医者の手当を受けて自動車で帰つて来た。
花が咲く
(新字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
ひようなう(氷嚢)の例文をもっと
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