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ひきつくろ
ふりがな文庫
“ひきつくろ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
引摳
25.0%
引枢
25.0%
引繕
25.0%
引装
25.0%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
引摳
(逆引き)
彼は
昼眩
(
ひるまばゆ
)
き新調の
三枚襲
(
さんまいがさね
)
を着飾りてその最も
珍
(
ちん
)
と為る
里昂
(
リヨン
)
製の白の
透織
(
すかしおり
)
の
絹領巻
(
きぬえりまき
)
を
右手
(
めて
)
に
引摳
(
ひきつくろ
)
ひ、左に宮の酌を受けながら
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
ひきつくろ(引摳)の例文をもっと
(1作品)
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引枢
(逆引き)
実
(
げ
)
に
主
(
あるじ
)
は在らずして、在るが如くその
枕頭
(
まくらもと
)
に坐れる客の、
猶悲
(
なほかなしみ
)
の残れる
面
(
おもて
)
に髪をば少し
打乱
(
うちみだ
)
し、左の
袼
(
わきあけ
)
の二寸ばかりも裂けたるままに姿も整はずゐたりしを、
遽
(
にはか
)
に
引枢
(
ひきつくろ
)
ひつつ
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
ひきつくろ(引枢)の例文をもっと
(1作品)
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引繕
(逆引き)
中の間なる
団欒
(
まどゐ
)
の
柱側
(
はしらわき
)
に座を占めて、
重
(
おも
)
げに
戴
(
いただ
)
ける
夜会結
(
やかいむすび
)
に
淡紫
(
うすむらさき
)
のリボン
飾
(
かざり
)
して、
小豆鼠
(
あづきねずみ
)
の
縮緬
(
ちりめん
)
の羽織を着たるが、人の打騒ぐを興あるやうに涼き目を
瞪
(
みは
)
りて、
躬
(
みづから
)
は
淑
(
しとや
)
かに
引繕
(
ひきつくろ
)
へる娘あり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
ひきつくろ(引繕)の例文をもっと
(1作品)
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引装
(逆引き)
と聞いたのは、吾が夫と中村という人とは他の教官達とは全く
出
(
で
)
が
異
(
ちが
)
っていて、
肌合
(
はだあい
)
の職人風のところが
引装
(
ひきつくろ
)
わしてもどこかで出る、それは学校なんぞというものとは
映
(
うつ
)
りの悪いことである。
鵞鳥
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
ひきつくろ(引装)の例文をもっと
(1作品)
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