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ぱちぱち
ふりがな文庫
“ぱちぱち”の漢字の書き方と例文
語句
割合
溌々
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
溌々
(逆引き)
重太郎は
燐寸
(
まっち
)
を
有
(
も
)
っていた。
有合
(
ありあ
)
う枯枝や落葉を積んで、手早く燐寸の火を
摺付
(
すりつ
)
けると、
溌々
(
ぱちぱち
)
云う音と共に、
薄暗
(
うすぐろ
)
い煙が渦巻いて
颺
(
あが
)
った。つづいて紅い
火焔
(
ほのお
)
がひらひら動いた。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
椽の下から
顕
(
あらわ
)
れ
出
(
いで
)
たる
八百八狐
(
はっぴゃくやぎつね
)
付添
(
つきそい
)
て
己
(
おれ
)
の
踵
(
かかと
)
を
覗
(
ねら
)
うから、
此奴
(
こやつ
)
たまらぬと
迯出
(
にげだ
)
す
後
(
うしろ
)
から
諏訪法性
(
すわほっしょう
)
の
冑
(
かぶと
)
だか、
粟
(
あわ
)
八升も入る
紙袋
(
かんぶくろ
)
だかをスポリと
被
(
かぶ
)
せられ、方角さらに分らねば
頻
(
しきり
)
と眼玉を
溌々
(
ぱちぱち
)
したらば
風流仏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
ぱちぱち(溌々)の例文をもっと
(2作品)
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ばちばち