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はがいじ
ふりがな文庫
“はがいじ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
羽交締
50.0%
羽掻締
30.0%
羽翼締
10.0%
羽翅締
5.0%
翼緊
5.0%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
羽交締
(逆引き)
すると大蔵は、いきなり城太郎の手を引き寄せて、ぎゅっと、
羽交締
(
はがいじ
)
めに抱き込みながら、彼の耳へ、
唇
(
くち
)
をつけて、小声にいった。
宮本武蔵:06 空の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
はがいじ(羽交締)の例文をもっと
(10作品)
見る
羽掻締
(逆引き)
そのまた起き上る前を、後ろの物蔭から長い手が一つ出て、鬼の
頸
(
くび
)
を後ろから
羽掻締
(
はがいじ
)
めにして、そのままスルスルと「玄関の松」の後ろへ引込みました。
大菩薩峠:37 恐山の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
はがいじ(羽掻締)の例文をもっと
(6作品)
見る
羽翼締
(逆引き)
ただ一撃ちに
羽翼締
(
はがいじ
)
めだ。
否
(
いや
)
も応も言わせるものか。しかし彼の容色はほかに得られぬ。まずは珍重することかな。
親父
(
おやじ
)
親父。親父は必ず逃がさんぞ。あれを巧く説き込んで。
書記官
(新字新仮名)
/
川上眉山
(著)
はがいじ(羽翼締)の例文をもっと
(2作品)
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▼ すべて表示
羽翅締
(逆引き)
羽翅締
(
はがいじ
)
めの身を
悶
(
もが
)
きながら、
洋刃
(
ないふ
)
を逆にして
背後
(
うしろ
)
を払うと、
切先
(
きっさき
)
は忠一が右の
臂
(
ひじ
)
を
擦
(
かす
)
った。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
はがいじ(羽翅締)の例文をもっと
(1作品)
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翼緊
(逆引き)
その声を聞くとひとしく、白糸は
背後
(
うしろ
)
より組み付かれぬ。振り払わんとする間もあらで、胸も
挫
(
ひし
)
ぐるばかりの
翼緊
(
はがいじ
)
めに
遭
(
あ
)
えり。たちまち
暴
(
あら
)
くれたる
四隻
(
よつ
)
の手は、乱雑に渠の帯の間と内懐とを
撈
(
かきさが
)
せり。
義血侠血
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
はがいじ(翼緊)の例文をもっと
(1作品)
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