“ねとま”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
寝泊80.0%
寝宿10.0%
寢泊10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
中で寝泊ねとまりから炊事すいじから何から何まで出来るりっぱなものだと吹いておいたものだから、さてこそわれもわれもと、連れて行くことをねだられるのだった。
火星探険 (新字新仮名) / 海野十三(著)
その頃、河をさらう人夫らが岸に近いところに寝宿ねとまりしていると、橋の下でくような声が毎晩きこえるので、不審に思って大勢おおぜいがうかがうと、それは大きい泥鼈すっぽんであった。
そしてくらがりからあかるくなつてて、いままであるいてゐたみちのほとりに、つる寢泊ねとまりしてゐた沼地ぬまちのようなものゝあつたことに、のついた樣子ようすが、あきらかにかんぜられます。
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)