“にじゅう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
廿42.9%
二重28.6%
弐拾14.3%
二十7.1%
二汁7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かの二谷を呑んだ峯の上を、見るも大なる炬火きょか廿にじゅうばかり、烈々としてつらなり行くを仰いで、おなじ大暴風雨に処する村人の一行と知りながら、かかればこそ
遺稿:02 遺稿 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
しかも、この人造人間は、新兵器として作られてあることが、分ってきて、私は二重にじゅうにおどろかされた。
人造人間の秘密 (新字新仮名) / 海野十三(著)
後ろの方の座席にいた二十にじゅう余りの男は憤慨の色を現わした。
(新字新仮名) / 魯迅(著)
仲人なこうど参上の節は供一人ひとり、右へ御料理がましいことは御無用に願いたし。もっとも、神酒みき二汁にじゅう、三菜、それに一泊を願いたし。
夜明け前:04 第二部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)