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二重
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にじゅう
ふりがな文庫
“
二重
(
にじゅう
)” の例文
敲
(
たた
)
く真似をして見せ、
二重
(
にじゅう
)
へ上り、下手に向ひて戸棚の前にしやがみ、
雁首
(
がんくび
)
にてこちこちと錠をうちて明け「へえおつかさん、この
通
(
とおり
)
でござります」
いがみの権太:(明治二十九年一月、明治座)
(新字旧仮名)
/
三木竹二
(著)
しかも、この人造人間は、新兵器として作られてあることが、分ってきて、私は
二重
(
にじゅう
)
におどろかされた。
人造人間の秘密
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
そのうち
霜
(
しも
)
が降り出した。自分は毎日
伽藍
(
がらん
)
のような書斎に、寒い顔を片づけてみたり、取乱してみたり、頬杖を突いたりやめたりして暮していた。戸は
二重
(
にじゅう
)
に締め切った。
火鉢
(
ひばち
)
に炭ばかり
継
(
つ
)
いでいる。
文鳥
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
二重
(
にじゅう
)
の
致命傷
(
ちめいしょう
)
恐怖の口笛
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
“二重”の意味
《名詞1》
二つのものを重ねること。また二つのものが重なること。また、そのようなもの。
重複すること。
《名詞2》
二つのものが重なっていること。また、そのようなもの。
(context、dated)二つに折れ曲がっていること。特に腰が曲がっていること。
(context、slang)二重瞼の略。
(出典:Wiktionary)
“二重”の解説
二重
にじゅう もしくは ふたえ とよむ。
(出典:Wikipedia)
二
常用漢字
小1
部首:⼆
2画
重
常用漢字
小3
部首:⾥
9画
“二重”で始まる語句
二重瞼
二重廻
二重外套
二重三重
二重眼瞼
二重顎
二重頤
二重腮
二重扉
二重唱