“なゝやつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
七八66.7%
七八歳33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
およそ医師二人ににん以上立会うときは十の場合が七八なゝやつまで銘々見込を異にする者なればし此場合に於ても二人其見る所同じからず
血の文字 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)
町家ちやうか内儀ないぎらしい丸髷まるまげの女が七八なゝやつツになる娘の手を引いて門のなか這入はいつて行つた。
すみだ川 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
日本の七八歳なゝやつ迄の娘がかぶる円く張金はりがねはひつて上にはすにリボンの掛つた帽は、巴里パリイへ来て見るとかへつて大学生の正帽であつて、子供には見掛けない。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)