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なんやう
ふりがな文庫
“なんやう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
南洋
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
南洋
(逆引き)
午前
(
ごぜん
)
などと
文化
(
ぶんくわ
)
がつたり、
朝
(
あさ
)
がつたりしては
居
(
ゐ
)
られない。
此
(
こ
)
の
頃
(
ごろ
)
ではまだ
夜半
(
よなか
)
ではないか。
南洋
(
なんやう
)
から
土人
(
どじん
)
が
來
(
き
)
ても、
夜中
(
よなか
)
に
見物
(
けんぶつ
)
が
出來
(
でき
)
るものか。
雨ふり
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
いまぢあ、すこし
慣
(
な
)
れやしたがね、
此處
(
こゝ
)
へはじめて
南洋
(
なんやう
)
から
來
(
き
)
たときあ、まだ
殘暑
(
ざんしよ
)
の
頃
(
ころ
)
だつたがそれでも、
毎日々々
(
まいにち/\/\
)
、ぶるぶる
震
(
ふる
)
えてゐましただよ
ちるちる・みちる
(旧字旧仮名)
/
山村暮鳥
(著)
道頓堀
(
だうとんぼり
)
から
糸屋
(
いとや
)
の
娘
(
むすめ
)
……
女朝日奈
(
をんなあさひな
)
の
島
(
しま
)
めぐりで、わしが、ラバさん
酋長
(
しうちやう
)
の
娘
(
むすめ
)
、と
南洋
(
なんやう
)
で
大氣焔
(
だいきえん
)
。
木菟俗見
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
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