“なにくは”の漢字の書き方と例文
語句割合
何喰100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
重四郎はこれさひはひと娘の部屋へやのぞき見れば折節をりふしお浪はたゞひと裁縫ぬひものをなし居たるにぞやがくだんのふみを取出しお浪のそでそついれ何喰なにくはかほ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
かくれば重四郎はイヤ來たなとは思へども何喰なにくはぬ顏にて是は/\めづらしく御揃ひでよくこそ御入來かたじけなしと挨拶あいさつなすにやがて掃部は聲を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
とり何喰なにくはぬ顏にて是は久八殿何所へゆかるゝや私しは千住の天王樣へ朝參りの歸りなりと云ふ久八熟々つく/″\打詠うちながなみだ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)