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つづれにしき
ふりがな文庫
“つづれにしき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
綴錦
71.4%
繿縷錦
14.3%
襤褸錦
14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
綴錦
(逆引き)
これは或る
綴錦
(
つづれにしき
)
を織る人があって、その人が困っているので寄附して、その人のパトロンのような人が買った。
尤
(
もっと
)
も鯰はあと二三尾彫っていて、その行先は分っている。
回想録
(新字新仮名)
/
高村光太郎
(著)
つづれにしき(綴錦)の例文をもっと
(5作品)
見る
繿縷錦
(逆引き)
この時まで
嗜
(
たしな
)
んで持っていたか、懐中鏡やら
鼈甲
(
べっこう
)
に
透彫
(
すかしぼり
)
の金
蒔絵
(
まきえ
)
の
挿櫛
(
さしぐし
)
やら、
辺
(
あたり
)
に
散
(
ちら
)
ばった懐紙の中には、
見覚
(
みおぼえ
)
のある
繿縷錦
(
つづれにしき
)
の紙入も、
落交
(
おちまじ
)
って
狼藉
(
ろうぜき
)
極まる
湯島詣
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
つづれにしき(繿縷錦)の例文をもっと
(1作品)
見る
襤褸錦
(逆引き)
背後
(
うしろ
)
に立ったのが、
朝参
(
あさまいり
)
の
婀娜
(
あだ
)
たる美人で、罪もなく
莞爾々々
(
にこにこ
)
しながら、
繻子
(
しゅす
)
の不断帯の間から、
膨
(
ふっく
)
りと懐紙に包んだ紙入を抜いて取り、
掌
(
てのひら
)
に拡げて
緋地
(
ひじ
)
の
襤褸錦
(
つづれにしき
)
の紙入を開いた中から
湯島詣
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
つづれにしき(襤褸錦)の例文をもっと
(1作品)
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