“つけこ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
附込80.0%
付込10.0%
漬込10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
久佐賀は、金力を持って、さも同情あるように附込つけこんでゆこうとした。そうした男ゆえ、俺ならば大丈夫良かろうといかりをおろしてかかったのかも知れない。
樋口一葉 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
そこへ付込つけこんで廷珸は杜生とせいに八百金を提供して、そして「御返金にならない場合でも御宅の窯鼎ようていさえ御渡し下されば」
骨董 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
おなじく大學だいがく學生がくせい暑中休暇しよちうきうか歸省きせいして、糠鰊こぬかにしん……やすくて、こくがあつて、したをピリヽと刺戟しげきする、ぬか漬込つけこんだにしん……にしたしんでたのと一所いつしよに、金澤かなざはつて、徒歩とほで、森下もりもと津幡づはた石動いするぎ
麻を刈る (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)