“ぢや”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
50.0%
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と云つたが、急にニヤ/\と笑つて立戻つて来て、私の枕頭まくらもとに膝をつく。またぢやれるなと思ふと、不恰好な赤い手で蒲団の襟を敲いて
菊池君 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
またぢやれるなと思ふと、不恰好な赤い手で蒲團の襟を敲いて
菊池君 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
さうしてその上には、ぢやてうが、渋色の翅を合せた儘、何羽もぎつしり止まつてゐた。
槍ヶ岳紀行 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
時のうらかたも神のみすゞりも、十四五なるわらべ、ぢやえぢきかざて、おたかべのあらば、お祭りのあらば、うにきやらやほこて、又からやほこて、作るづくりも時々に出来できて、御祝事おいわひごとばかり
ユタの歴史的研究 (新字新仮名) / 伊波普猷(著)