“いたづ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:イタヅ
語句割合
98.6%
1.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私のいたづらに願ひてえ果さず、その人の幸ありて成し遂げ給ふなる、君が偕老のちぎりの上とに在るのみなることを、御承知下され度存※。
いかに、わが世の、あだなるや、くうなるや、うつろなるや。げに、人間のあとかたの覺束おぼつかなくて、數少なき。いたづらなるは月日なり。
人間といふものは、応接間の一つもつやうになると、小猫やちんを飼ふとか、掘出し物の骨董を並べるとかして兎角お客にいたづらをしたがるものなのだ。