“ちやうじゆ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
丁子湯40.0%
丁字湯20.0%
長壽20.0%
長孺20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
囃方はやしかたの喜久治夫婦を誘つて、お若さんと四人連れで又出かけましたが、お百合さんは氣分が惡いからと言つて後に殘り、親方の酒の相手をさせられた相ですが、暗くなつてから町内の丁子湯ちやうじゆへ入り
丁字湯ちやうじゆ薫るをんな湿しめりただよひ
第二邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
うませいよいよさかえ行けるに母のお勝も大いに安堵あんどし常に念佛ねんぶつまい道場だうぢやうに遊びき庄兵衞が菩提ぼだいとむら慈悲じひ善根ぜんこんを事としたれば九十餘さい長壽ちやうじゆたも大往生だいわうじやう素懷そくわい
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
霞亭は京都に学んだ頃、心友韓凹巷を獲、又長孺ちやうじゆ仲彜ちゆうい遠恥ゑんちの三人と交つた。長孺は堀見克礼こくれいさんのことに従へば、清水氏、号は雷首らいしゆ、通称は平八ださうである。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)