“ちょうじゆ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
丁子湯66.7%
丁子油33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
姪のお萩が久し振りに町内の丁子湯ちょうじゆへ行って、それっきり帰らず、気を揉んで丁子湯へ行ってみると、お萩はザッと流して、間もなく帰ったというんだそうです。
昨夜亥刻よつ(十時)少し前、町内の丁子湯ちょうじゆへ行ったお房とお萩が、湯の中で言い争いをして、お萩は腹立ちまぎれに飛出し、ろくに身体も拭かずに着物を引っ掛けて帰って来る途中
そうして居る中に自分の身体もだんだん凍えてしびれて来る様子ですから眼を塞いだまま無闇に身体に丁子油ちょうじゆを塗り付けたです。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)