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たんじゆん
ふりがな文庫
“たんじゆん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
單純
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
單純
(逆引き)
この見かけの極めて
單純
(
たんじゆん
)
な事件が、思ひも寄らぬ複雜なものにならうとは、錢形平次も思ひ及ばなかつたでせう。
銭形平次捕物控:147 縞の財布
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
彼等
(
かれら
)
はそれから
茶碗
(
ちやわん
)
も
箸
(
はし
)
もべたりと
筵
(
むしろ
)
の
上
(
うへ
)
へ
置
(
お
)
いて、
單純
(
たんじゆん
)
に
水
(
みづ
)
へ
醤油
(
しようゆ
)
を
注
(
さ
)
した
液汁
(
したぢ
)
に
浸
(
ひた
)
して
騷々敷
(
さう/″\しく
)
饂飩
(
うどん
)
を
啜
(
すゝ
)
つた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
だから
苦痛
(
くつう
)
を
輕蔑
(
けいべつ
)
したり、
何事
(
なにごと
)
にも
驚
(
おどろ
)
かんなどと
云
(
い
)
つてゐられる。
其
(
そ
)
れは
甚
(
はなは
)
だ
單純
(
たんじゆん
)
な
原因
(
げんいん
)
に
由
(
よ
)
るのです。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
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