“たんじゆん”の漢字の書き方と例文
語句割合
單純100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この見かけの極めて單純(たんじゆん)な事件が、思ひも寄らぬ複雜なものにならうとは、錢形平次も思ひ及ばなかつたでせう。
彼等(かれら)はそれから茶碗(ちやわん)も箸(はし)もべたりと筵(むしろ)の上(うへ)へ置(お)いて、單純(たんじゆん)に水(みづ)へ醤油(しようゆ)を注(さ)した液汁(したぢ)に浸(ひた)して騷々敷(さう/″\しく)饂飩(うどん)を啜(すゝ)つた。
土 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)
だから苦痛(くつう)を輕蔑(けいべつ)したり、何事(なにごと)にも驚(おどろ)かんなどと云(い)つてゐられる。其(そ)れは甚(はなは)だ單純(たんじゆん)な原因(げんいん)に由(よ)るのです。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)