トップ
>
たまむしいろ
ふりがな文庫
“たまむしいろ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
玉虫色
50.0%
玉蟲色
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
玉虫色
(逆引き)
玉虫色
(
たまむしいろ
)
の服をきた美しい女が、
片手
(
かたて
)
に
絵日傘
(
えひがさ
)
を持ち、すらりとした足をしずかにすべらせようとしています。二
丈
(
じょう
)
もあろうと思われる高いところです。
曲馬団の「トッテンカン」
(新字新仮名)
/
下村千秋
(著)
玉虫色
(
たまむしいろ
)
のおちょぼ口を、何事かこころもちあえがせて
丹下左膳:03 日光の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
たまむしいろ(玉虫色)の例文をもっと
(2作品)
見る
玉蟲色
(逆引き)
源吉は狹い庭の
沓脱
(
くつぬぎ
)
の上を指しました。一抱へほどの自然石の上は、春の陽に乾いて血潮がベツトリ、もう
玉蟲色
(
たまむしいろ
)
に光つてゐるのも不氣味です。
銭形平次捕物控:076 竹光の殺人
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
私
(
わたし
)
は
聞
(
き
)
くとともに、
直下
(
すぐした
)
の
三番町
(
さんばんちやう
)
と、
見附
(
みつけ
)
の
土手
(
どて
)
には
松並木
(
まつなみき
)
がある……
大方
(
おほかた
)
玉蟲
(
たまむし
)
であらう、と
信
(
しん
)
じながら、
其
(
そ
)
の
美
(
うつく
)
しい
蟲
(
むし
)
は、
顏
(
かほ
)
に、
其
(
そ
)
の
玉蟲色
(
たまむしいろ
)
笹色
(
さゝいろ
)
に、
一寸
(
ちよつと
)
、
口紅
(
くちべに
)
をさして
居
(
ゐ
)
たらしく
思
(
おも
)
つて
番茶話
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
たまむしいろ(玉蟲色)の例文をもっと
(2作品)
見る