玉虫色たまむしいろ)” の例文
旧字:玉蟲色
玉虫色たまむしいろの服をきた美しい女が、片手かたて絵日傘えひがさを持ち、すらりとした足をしずかにすべらせようとしています。二じょうもあろうと思われる高いところです。
曲馬団の「トッテンカン」 (新字新仮名) / 下村千秋(著)
玉虫色たまむしいろのおちょぼ口を、何事かこころもちあえがせて
丹下左膳:03 日光の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)