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たつなみ
ふりがな文庫
“たつなみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
立浪
75.0%
立波
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
立浪
(逆引き)
譬
(
たと
)
えば黒い
珊瑚碓
(
さんごしょう
)
のごとく、
堆
(
うずたか
)
く築いて、青く白く、
立浪
(
たつなみ
)
を砕くように床の縁下へ
蟠
(
わだかま
)
ったのが、三間四面の御堂を、組桟敷のごとく、さながら枝の上に支えていて、下蔭はたちまち、ぞくりと寒い
神鷺之巻
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
眺
(
なが
)
めると
闇黒
(
あんこく
)
なる
右舷
(
うげん
)
左舷
(
さげん
)
の
海上
(
かいじやう
)
は
尋常
(
たゞ
)
ならず
浪
(
なみ
)
荒
(
あら
)
く、
白馬
(
はくば
)
の
如
(
ごと
)
き
立浪
(
たつなみ
)
の
跳
(
をど
)
るのも
見
(
み
)
える。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
たつなみ(立浪)の例文をもっと
(3作品)
見る
立波
(逆引き)
待てしばし、
然
(
さ
)
るにても
立波
(
たつなみ
)
荒
(
あら
)
き
大海
(
わたつみ
)
の下にも、人知らぬ
眞珠
(
またま
)
の光あり、
外
(
よそ
)
には見えぬ
木影
(
こかげ
)
にも、
情
(
なさけ
)
の露の宿する
例
(
ためし
)
。
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
たつなみ(立波)の例文をもっと
(1作品)
見る
“たつなみ”の意味
《名詞》
たつなみ【立つ浪、立つ波】
波頭を図案化した文様。
(出典:Wiktionary)