“ただみち”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
忠通70.0%
忠方20.0%
直道10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
三浦の祖で鎮守府ちんじゅふ将軍であった三浦忠通ただみちという人の名が出て来た。衣笠城きぬがさじょうを築き、この三浦半島を領していた三浦平太夫という人の名も出て来た。
夜明け前:01 第一部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
今日吾知免こんにちわれめんをしる亦将騎鶴遊またつるにのりてあそばんとす上帝賚殊命じょうていしゅめいをたまう使爾永相休なんじをしてながくあいやすましめんと。」「年浪としなみのたち騒ぎつる世をうみの岸を離れて舟でむ。」石居は酒井さかい石見守いわみのかみ忠方ただみちの家来屋代やしろ某のじょめとって、三子二女を生ませた。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
別居せる直道ただみちは旅行中にていまかへらず、貫一はあだかもお峯の死体の出でし時病院より駈着かけつけたり。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
「まあ直道ただみちかい、好くおいでだね」
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)