“じきどう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
食堂93.8%
直道6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
寺はその森に沿った石段の上にあり、本堂、講堂、食堂じきどう、客殿、宝蔵などのほかに、三重の塔もあって、近国でも名刹めいさつの内にかぞえられていた。
滝口 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
なお大仏殿のうしろには、大講堂を初め、三面僧房、経蔵きょうぞう鐘楼しょうろう食堂じきどうの類が立ち並んでいる。講堂、食堂などは、十一間六面の大建築である。
古寺巡礼 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
「しるべし無仏性の道取聞取、これ作仏の直道じきどうなりといふことを。」道元はかく解した。従って六祖の答えは十分でない。
日本精神史研究 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)