“たじまのくに”の漢字の書き方と例文
語句割合
但馬国100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これが忠盛の尽力で完成したときは、大へんな喜びようだったといわれる。そのとき備前守びぜんのかみだった忠盛は、但馬国たじまのくにの国司に任ぜられ、その上、あんなに待ち望んでいた昇殿を始めて許された。
○又尾張の名古屋の人吉田重房があらはしたる筑紫記行つくしきかう巻の九に、但馬国たじまのくに多気郡たけこほり納屋村なやむらより川船にて但馬の温泉いでゆいた途中みちしるしたるくだりいはく、○猶舟にのりてゆく
また天日矛あまのひぼこはこちらへわたってるときに、りっぱなたまかがみなどのいろいろのたから八品やしなっていましたが、このたからは、のち但馬国たじまのくに出石いずし大神おおがみとまつられました。
赤い玉 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)