“たきび”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
焚火96.7%
焼火2.7%
燃火0.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
此方こちら焚火たきびどころでい。あせらしてすゝむのに、いや、土龍むぐろのやうだの、井戸掘ゐどほり手間てまだの、種々いろ/\批評ひひやうあたまからかぶせられる。
焼火たきびをした火が午後まで消えずに残つて、プス/\と細い煙を立てゝ居ることなどもある。近所の工場の物音も手に取るやうに聞えて、黒い煙が晴れた空にくつきりとなびく。
晩秋の頃 (新字旧仮名) / 田山花袋田山録弥(著)
野原に霧がおりていて川があって、夜業をしている大工の燃火たきびの見える景色など思い出しました。